軽井沢辞典
2023.10.17
軽井沢への秋の訪れ
夏の暑さが長引いている今年ですが、それでも季節の歩みは軽井沢に着実に届いています。夜の温度はすでに5-8度にまで下がり、紅葉が始まってきました。
夏から9月にかけて日照に恵まれ、そして最近は急激に気温が下がってきている条件は、樹々の紅葉にとって好条件、あと数週間後に美しい彩を見せてくれるのを期待しましょう。
いまだに夏日が続く東京では紅葉の訪れには11月末まで待たねばなりませんが、軽井沢の紅葉のピークは10月末から11月頭です。11月中頃には葉っぱを落として樹々が冬の佇まいを身に付けた後は、軽井沢は長く厳しい冬に入ります。
11月に葉を落とした軽井沢の樹々が新たな新緑をまとうには翌年の5月の連休まで待たねばなりません。軽井沢の樹々が緑に彩られるのは、5月から11月まで。なんと残りの6か月は冬景色なのです。東京と比べてざっと2か月も長いですね。
紅葉が終わり、樹々が葉を落とすと、いよいろ凍りと雪の季節が始ま始まります。用心深い地元ドライバーはできるだけ11月に冬タイヤへの交換を済ませます。
さてこれから始まる短い軽井沢の樹々による、彩の祭典を心行くまで楽しむとしましょう。