軽井沢辞典

2023.01.07

軽井沢チューダーハウス建築記#2

年が明けてチューダーハウス#2の建築が始まりました。去年の夏に木材をカナダから輸入、国内で製材加工、余裕をもって12月から建前を開始する予定でしたが、やはりポストパンデミックによるサプライチェーンへの影響で遅れに遅れ、やっと柱と梁を組み立てて家の外観を形作る上棟へとたどり着きました。

このチューダーハウスは北米のティンバーフレームにアレンジを加えたもので、20㎝という迫力ある大径木を用いて家を形作っていくところに特徴があります。通常のティンバーフレームでは、木材を外から壁で囲ってしまうのですが、柱と柱の間を埋めて壁にする真壁という手法で、インパクトがある木骨をむき出しにして、デザインとして生かします。

基礎は早々と11月にできていたので待つこと1か月、しかし、建て始めると進捗は早く、3日にして家の外観を形作ることができました。

さて作業はこれから壁、屋根へと移っていきます。

こちらの記事もおすすめです

  • 別荘

    2022.02.12

    一面雪に覆われた軽井沢

    2022年2月10日、関東に雪をもたらせた南岸低気圧は軽井沢にも雪を降らせました。 軽井沢は標高1000mにある寒冷地ですが、気候としては太平洋側気候で豪雪地帯ではありません。冬の間、軽井沢ではたまに降った雪が10㎝~30㎝ほど積もり、解けて、そしてまた降ると...

  • 別荘

    2022.02.11

    軽井沢チューダーハウスへのゲストレビュー

    今回軽井沢メイプルチューダーハウスに滞在いただいたゲストから、印象的なレビューをいただいたのでご紹介します。 ”予約時に、写真等を見て安いので予約しました。 ですが、到着した途端、なぜもっといい写真を載せないのか!!と思いました。 外から見ても最高の一言 家の...

  • 別荘

    2022.06.04

    進化続ける軽井沢

    以前の投稿でも述べた通り、軽井沢の発祥は、明治時代に外国人宣教師に避暑地として見出されたことにさかのぼります。 もちろん、それ以前の江戸時代にも軽井沢に人は住んでいましたから、それ以前も軽井沢は存在して人々が暮らしていたわけですので、発祥という言葉は適切ではな...

軽井沢流からのご提案